トモスダイアリー

色々記す。

漫画村の話題で思ったこと、対価って?

最近よく見かける漫画村の話題をみてて、考え事をしてたらどんどん色んなことが頭に浮かんで、脳内で

「あれ、元々何きっかけで、こんなこと考えてんだ!?」

ってなったお話。

漫画村って何かなんて話はせずにすすめようと思ったんだけど、少ししよか。

無料で何でも読めちゃうよんの奴。

違法か違法じゃないかとか、漫画家が『みないで』と呼びかけるとか、タダで読めるよう出版業界頑張れよとか。

知らん。あ、でも読むと何かに感染する的な噂は結構効果的かも!って思った。

自分がみたことあるかどうかは、さておきみている知人はいる。

結構いる。

そりゃタダで読めるなら読むよね。っていうのが全てだと思う。

この話にゴールはないんだけど、ここから僕の脳内で

「これってこういう事と同じなんじゃない?」会議が始まる…。

〜回想〜

何も考えないで、車を運転していた。気づくとガソリンは残り僅か。

あの辺に安いスタンドあったよなーなんて思っていたが、もう本当にガソリンない、ヤバイ。

泣く泣くたまたま近くにあった、スタンドに入る。

そこはセルフ式ではなく、渋いおじさん式のスタンドだった。割高。

「ちっ、ついてねーな」と心の中で呟いた、その瞬間フロントガラスをきたねー雑巾が横切った。

普段洗車しない事もあるのでしょうが、ピカピカで渋いおじさんが、渋くて、割高だったが、このサービスに対する対価なのだと本気で思った。詳しいことは分からないけど、人件費とかもあって割高だったのかな。だったらもっと払わないとこのおじさんは、生活できないんじゃないか?とか考えたことを、思い出した。

漫画村じゃなくて買おうよ本を!ってまだ思えなかった。

「何でだ?」

漫画の件(以下MK)は商品が漫画、スタンドの件(以下SK)だとガソリン、ガソリンがタダで法律上グレーだった場合、みんなそこに行っちゃうからな。

「じゃあ」

MKに不足しているのは、SKにはあった渋いおじさんのサービスなんじゃないのか?

漫画ワンピースを渋いおじさんが、渋く渡してくれたりしたら買うのか?

「買わない」

もうどうにもならないのか…

 

 

 

「いや、そんなことはないぜ」

誰かの声が聞こえた。気がしただけで、気もしてないど脳内で次に浮かび上がったのが、好きなアーティストのグッズのことだった。

もちろん曲の購入はあるが、単純にジャケットとかコレクション的要素もあると思う。

それだけじゃない。ライブに行った時に、ぐるぐる振り回すんだろうなタオルや、今日しか着ないかもなのTシャツ、その他諸々。それらは何故買うんだ?

 

単純に欲しい」「ファンだから」「周りと合わせなきゃ」「寝巻きにするから

自分自身が恥ずかしい思いをしないように、後々便利、プレミアつくかもetc

自分自身にメリットがあるから買う。

そしてアーティストに対しても、その対価として報酬が入る。

又、「記念に」という場合もあることでしょう。それらは、観光地などにあるグッズや意図せず入り口でおっさんが半強制的に撮る写真を帰りにどうですかのやつ、にも通ずると思った。

 

人は生きる為に、活動する。活動がなければ本来生きられない。

ご飯を食べる為に、箸を持ち腕を動かす。

移動するには足を動かす。

体力という対価を払って。

場合によっては、生きる為に、物を盗んだりすることもあるかもしれない。

生きること自体は、普通に生活できている私たちは、今度はもっと楽に便利に生きる方法を探り、その結果作られた時間の楽しみを求める。

楽しみばかりを追求し、感覚は麻痺し、もっともっと楽しいことを求める。

楽しいって何なんだ?少なくとも、辛いことでないということだと思う。ということは、辛いことが何か実感していなければ、楽しさも実感出来ない。

 

すべてのことには代償が生じる。というより代償がないと成り立たないのかもしれない。

生きているから笑うんだ、生きているから悲しんだ。

そう。

 

「生きろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、元々何きっかけで、こんなこと考えてんだ!?」

ってなりました。

だから要するに、現状を打破する為には、渋いおじさん、各々に対するメリットとか付加価値がなければ、漫画村の  いやMKの不毛な争いはなくならないということだ。

  • 購入者限定握手券
  • 〇〇店限定ブックカバー
  • 寝巻きに使えるTシャツがもらえる
  • 購入者の名前入りサインがもらえる
  • 電子書籍で例えばKindleだったら、プライム会員料金割引とか

まだ出来ることはあると思う。

僕に相談してくれたら、出版業界を救えるかもしれない(笑)。

 

あ、自分は自分が払える範囲内であれば、良いと思った物にお金を払う方がいいと思ってるタイプの人間ですが、安い物があるなら安い方がいいとも思います。

終わり